音ハメってなに?
音ハメとは、音楽のリズムやビートに合わせて動画のカットしたり、テロップを出しながら演出し、動画と音楽をぴったり合わせる編集テクニックのこと。視聴者の「気持ちいい!」を引き出すには、音と映像がシンクロしていることがとても重要です。今回は、TikTokでも映える音ハメ動画を作るための編集テクニックを5つにまとめました!
STEP① 音ハメしたい音楽を決めよう!
動画を作り始める前に、まずBGM(音楽)を決めましょう。音ハメは音に合わせる編集なので、先に動画を撮ってしまうと、リズムに合わないことも…。
特にTikTokのトレンド音源は、人気を集めやすいので要チェック!音の「落ち」や「ドロップ」に映像の変化を合わせると映え度が格段にアップします。
STEP② タイムラインで波形を確認
編集ソフト(CapCutやPremiere Proなど)には、音楽の波形が表示される機能があります。この波形を見ながら、ドン!という音やビートに合わせてカットを入れましょう。
ポイントは「波形の山」に注目すること。ここが音の変化ポイントなので、視覚的にタイミングを取るのに便利です。以下の画像のように凸凹している中でどのタイミングで動画を切り替えたいかを確認してみましょう。

STEP③ 1拍目や4拍目を意識して映像を切り替えよう
リズム感のある動画にしたいなら、「1拍目」や「4拍目」を意識するのがコツ。例えば、4拍子の音楽なら「1・2・3・4」の「1」で映像が切り替わると、自然で心地よく見えます。
慣れてきたら音に合わせてエフェクトを入れると、よりインパクトのある演出が可能になります。
参考動画①
Japan Walker様の作品です。音のテンポに合わせて景色を切り替えているとてもシンプルな編集ですが、曲に合わせていることで視聴を飽きさせず、見ている中でも次に何が出てくるのだろうという気持ちが出てきますよね。
これは基本であり、初心者の方でも作りやすい形式になっているのでぜひ参考にしてみてください!
参考動画②
家庭教師ねね様の作品です。きゃりーぱみゅぱみゅの曲のクラップ音に合わせて切り替えていて、人物の動きを変えずに背景がどんどんと変わっていく音ハメで気持ち良さが伝わりますよね!
色々な撮影場所で同じ動きで撮影しておいて、編集で切り替えるテンポに合わせることで違和感なく演出されています。
STEP④ エフェクトやテキストも音に合わせて!
音ハメの真骨頂は、「視覚」と「聴覚」のシンクロ。テキスト表示やフィルター、光のフラッシュなどのエフェクトも、音にぴったり合わせると映像の完成度が一気に上がります。
例えば、歌詞の一部をテキストで表示するなら、その歌詞が始まるタイミングで表示し、終わるタイミングで消すようにしましょう。
参考動画:エフェクトあり
Ole Miss Football様の作品です。切り替えのエフェクトを盛り込むことで作品のクオリティが上がって見えますね。単純なカットだけでなく、ホイップやスライドなど切り替えの種類だけでも色々ありますので、試行錯誤しながら挑戦してみてください!
+α:動画の撮影時から音ハメを意識してみよう
音ハメの曲が決まったら、動画の切り替えを意識して撮影をしてみましょう!
編集時にカットやエフェクトを入れることで作ることもできますが、切り替えを意識した撮影をすることでより演出に幅がでたり、オリジナリティーを出すことができます。
撮影方法の参考
かっちゃん様のアカウンです。この方は撮影している様子から別視点で公開しており、どのようにカメラワークをして最後に繋げているのかがすごく参考になると思います。最初は構成を考えるのも難しいと思う人はこのかたのマネから始めてみるのはいかがでしょうか?
これが音ハメにうまくハマった時は気持ちいですよね!
おすすめの編集アプリ
- CapCut(無料・初心者向け)
- VLLO(簡単操作・日本語対応)
- Adobe Premiere Rush(本格派向け)
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